乳がんの予後 ご存知ですか?乳がん発見の70%は自己検診がきっかけです。

乳がんは、初期の「非浸潤性乳管がん」の状態で治療を行えば完治させることができます。しかし、乳ガンを発見するのが遅れると、治療後の経過の大きな差が生じます。ここでは、治療後の経過「予後」について説明します。

予後とは?

「予後」とは、病気を治療した後にどのような病状経過をたどるのか?についての見通しです。予後は、治療を開始した時点での「予後因子」によって判断されます。

乳がんにおける予後因子
わきの下のリンパ節への転移
乳房以外の部位・臓器への転移
がん細胞の性状の違い(遺伝子変異・組織型・細胞異型度・ホルモン受容体・がん抑制遺伝子など)
上記を総合的に見たもの

ステージ(病期)と生存率

乳がんの発見が遅れ、ステージ(病期)が進行するにつれて5年、10年生存率は低下してしまいます。T期であれば90%が10年生存しますが、W期では20%まで減るのです。
非浸潤の0期やパジェット病の状態であれば、癌が乳管内にとどまっているため、通常は転移を起こさず、生存率もほぼ100%です。

ステージ(病期) 5年生存率 10年生存率
T期 95% 89%
U期 88% 76%
Va期 76% 65%
Vb期 66% 47%
W期 34% 20%